毎年、冬になると私たちを脅かすインフルエンザ。このインフルエンザはインフルエンザウィルスによる感染症のことです。 ウィルスは高温・多湿に弱いとされ、通常は乾燥する冬に流行します。
インフルエンザと風邪(感冒)の違いは、インフルエンザの場合、38度以上の高熱や怠惰感、関節痛や頭痛、嘔吐など全身症状が現れること。 そして、何よりも恐ろしいのは、重症化すると肺炎や心不全、脳症を引き起こし死亡するケースもあることです。 日本国内だけでも、1年間に1万人が季節性インフルエンザが原因で亡くなっているといわれています。
新型インフルエンザとは?
今回の新型インフルエンザは、発生当初「豚インフルエンザ」と呼ばれていました。これは、豚が感染していたウィルスが人に感染したと考えられているからです。 このように、鳥・豚・ヒトと感染する中でウィルスは性質を変え、ヒトからヒトへと感染する新型ウィルス・新型インフルエンザが発生したと考えられています。